魚探の見方vol.6 アカハタ、オオモンハタ釣りでの反応

2023.10.26

プレジャーボートの釣りで釣果を伸ばすには、魚探反応について知識を深めることが大切だ。

今回は浅場でハタ3種をねらっていたときに出合った魚探反応について、三つの反応を見ていこう。

 


●日時:2022年10月
●場所:相模湾東部・亀城礁周辺
●使用魚探:フルノGP-1971F
●状況:ジグ、ジグヘッド+ソフトルアー、一つテンヤの3釣法でハタ類をねらい、結果的にアカハタとオオモンハタが釣れた

 

亀城礁付近の反応

亀城礁灯標の南西側の水深10メートル前後のポイント。海底には2メートル前後の高低差があり、海底から約5メートルの範囲までにベイトフィッシュの反応が出ている

 

異なる底質の反応

オオモンハタを意識し、アカハタねらいよりもやや深い水深18メートル前後での魚探画像。高周波(魚探右画面)では尾引きの長さが変化しているので、海底底質が一様ではないはずだ

 

海底付近のベイト反応

マハタを意識し、アカハタ、オオモンハタよりもさらに深い水深37メートル付近も攻めてみた。海底から2~3メートル浮いたベイトフィッシュ反応は、ハタの存在を期待させるには十分だった

 

(文・魚探画面=小野信昭)

 

小野信昭(おの・のぶあき)
フルノ・フィールドテスター。ダイワ・フィールドテスター。日本全国、海に面した都道府県すべての海に愛艇〈友恵丸〉(SKTパーフェクター13)を浮かべた経験を持つプロアングラー。古野電気が運営するFurunoStyleでも、さまざまな魚探反応の読み解き方を解説している

 

本記事は、月刊『BoatCLUB』2022年12月号掲載の「小野信昭のチャレンジフィッシング そんなの無理ナンダイッ!?」から抜粋したものです。

 

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